小林大彦の描く世界~個展開催中

水彩画

今日は、小林大彦(こばやしひろひこ)画伯の個展に行ってきました。

  • 開催日程 2023年9月19日(火)~9月24日(日)
  • 開催場所 千葉県松戸市JR松戸駅西口から徒歩3分 「ギャラリー宇(う)」
  • 開催時間 11:00~18:00(最終日17:00迄)

小林大彦画伯はパリ在住20年の洋画家です。フランスで数々の賞を受賞し、帰国後は日本各地の百貨店などの画廊で個展を開催。現在も精力的に油彩、水彩の新作を発表なさっています。

実は、小林画伯は私たちが参加する「写生画友会」という水彩画教室の講師でもあるのです。地方で開催なさる個展以外は、私たち生徒も「勉強のため」と称して、観覧に訪れています。

今回は新作も含めて30余点、ヨーロッパの街々が持つ歴史と文化、自然、叙情あふれる風景を油彩と水彩で表現してあり、いずれの作品も目を見張るものばかり。ついつい見入ってしまいます。

無理を言って、画伯と奥さまにカメラに収まっていただきました。

熱心にご来場者に説明する小林画伯と奥さま

小林画伯と写生画友会の歴史

私たちにとっては画伯と言うより、親しみを込めて「先生」なのです…。

小林先生は永らく千葉県柏市にご在住だった関係もあって、ちょっとしたご縁から、我が「写生画友会」の講師をやっていただいています。

写生画友会は、我孫子市を拠点に活動する水彩画教室です。月に二回の平日午後に開催する教室なので、生徒は我孫子市や柏市在住の、シニアがほとんどです。

小林先生が一番「若い」くらい(笑)。

写生画友会の活動の歴史は永く、毎年一回行われる定例の作品展も、今年は18回目を記録しています。それ以前から会はあったようですから、20年以上続いている教室なんです。

さすが、北の鎌倉と言われる我孫子市の文化、芸術、教養の街ならでは、です。

そんな写生画友会ですが、一時期の何年かは講師が空席で、「我流転生を描いて」(当て字です)いた、らしいのですね。

そこで救世主が現れました。フランスから帰国後、柏市で創作活動を続けていらした小林先生と、会の重鎮であるS会長の情熱でコンタクトが2016年に実現し、現在に至っているわけです。

小林先生のご指導方針は、生徒の皆さんの個性を引き出すことではないかと、勝手に私は思っています。シニアが趣味で描く絵ですから、いくら頑張っても、ゴッホやセザンヌ、ルノアールに叶うものではありません。

とにかく、自分の個性を思いっきり出して楽しめばよい。そんな小林先生のご指導と、少しお酒好きでお話好き、親しみのある、そんな先生が大好きな私です。

写生画友会の過去の作品展

写生画友会の作品展は、毎年一回、5月に我孫子市の市民プラザで開催していますが、YouTube動画でも公開しています。下記にリンクを貼りますので、ご興味のある方はご覧下さい。

もちろん、小林先生の作品も観ることができます。

第11回水彩画展 2016年

第12回水彩画展 2017年

第13回水彩画展 2018年

第14回水彩画展 2019年

第15回水彩画展 2020年

第16回水彩画展 2021年

第17回水彩画展 2022年

第18回水彩画展 2023年

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