葛飾八幡宮の千本イチョウは黄葉真っ盛り

一人歩き探検旅

今日は、千葉県市川市の「千本イチョウ」を訪ねます。

行ったのは12月1日、参道のイチョウ並木は見事に黄葉、境内の千本イチョウは八分程度で、これはまたこれで見ごたえ充分でした(^^)/

イチョウの国指定天然記念物は、全国で27件しかありません。そのうち3件が関東にあります。この数字、生き物ですから、建造物以上に未来永劫と言うわけにはいきません。

  • 白旗山八幡宮(水戸八幡宮)のオハツキイチョウ~1929年指定
  • 麻布善福寺のイチョウ~1926年指定
  • 葛飾八幡宮の千本イチョウ~1931年に指定

水戸八幡宮のイチョウは先日すでにレポートしましたね。コチラをご覧下さい

ここのイチョウ、なぜ千本イチョウ(公孫樹)と言うのかと言うと、落雷で折れた太い幹から多数の枝が天に伸びているからだそうです。

イチョウは雌雄株があるのはご存知ですか?

こちらのイチョウは雄株。ギンナンの果実は雌にしか付きませんので、特有の匂いや足元の心配がいりません(笑)

江戸名所図会にも登場した有名な巨樹なのです。

葛飾八幡宮の公式サイトを引用します。

ご神木の国指定天然記念物「千本公孫樹」(せんぼんいちょう)は、推定樹齢1200年といわれる巨木で、その姿は『江戸名所図会』にも記録されています。多くの幹が寄り添って支え合う姿をしていることから、縁結びの御神徳があると伝えられています。また乳の出ない婦人が乳房の形をした公孫樹の瘤(こぶ)を削り、煎じて飲むと、乳の出が良くなるという言い伝えから、育児守護の信仰があります。千本公孫樹はまさにこの地に暮らす氏子の成長を見守り続けた木の長老、我が郷土の誇るべきご神木です。

 また、古来千本公孫樹には白蛇が棲むといわれ、その姿を見たものは、幸福・財運を授かるとの言い伝えがあります。

葛飾八幡宮公式ウェブサイト (katsushikahachimangu.com)

推定樹齢は1200年を超えるそうです。

樹高約23メートル、根元の周囲約10.2メートル、目通り幹囲は約10.8メートルあり、根元よりも上部のほうが太くなっています。枝張りは東側へ約12.3メートル、南側へ約12メートルです。

葛飾八幡宮について

葛飾八幡宮のご創建は平安朝の昔、寛平年間(西暦889年〜898年)で実に千百年以上も遡ります。宇多天皇の勅願により京都の石清水八幡宮より勧請し、下総の国総鎮守八幡宮としてご鎮座したのが始まりです。以来歴代朝廷の御崇敬篤く、代々の国司・郡司をはじめ、国民の信仰も深く、当宮は下総の国における葛飾文化、八幡信仰の中心となりました。なかでも平将門の奉幣、源頼朝の社殿改築、太田道灌の社壇修復、徳川家康の御朱印地社領52石の寄進等その尊信は篤いものでありました。

 現在もご祭神のご功績から厄除開運必勝(「勝つしか」の名からも)・安産育児守護の氏神さまとして、地域の方々の崇敬を集めております。

 毎年9月15日のご例祭日より20日まで、広大な境内で催される農具市(通称ぼろ市)の盛況さは、かつて関東三大農具市のひとつに数えられるほどでした。また、33年毎に斎行される大きな祭り、「三十三周年式年大祭」があります。 

葛飾八幡宮公式ウェブサイト (katsushikahachimangu.com)

アクセス

京成本線の京成八幡駅から歩いてすぐです。

それではマイYouTube動画でご覧下さい。

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