三鷹の国立天文台を探検する

一人歩き探検旅

今日は秋晴れの好天気。東京都三鷹市にある国立天文台にやってきました。

国立天文台と言えば、長野県にある「野辺山電波天文台」や、ハワイの「すばる望遠鏡」を思い浮かべる方が多いと思いますが、本部は実はここ三鷹市にあるんですね(#^^#)

設置運営機関は、文部科学省と自然科学研究機構です。

概説
国立天文台は日本の天文学研究における代表的な研究機関として、天文学および天体物理学に関連する分野の研究教育活動をほぼ網羅する。また大学共同利用機関として、大規模な観測装置の開発と運用を行い、国内外の研究者からの提案に基づく「共同利用」を実施している。国内の観測施設のみならずすばる望遠鏡アルマ望遠鏡など海外にも望遠鏡を設置・運用しているほか、太陽観測衛星ひので月探査機かぐやなど、飛翔体による天文学・惑星科学研究も行っている。天文学専用スーパーコンピュータの運用によるシミュレーション天文学の推進や、先進的な観測装置の開発研究も行っている。また、理科年表の編集を創刊以来行っている。

国立天文台 – Wikipedia

国立天文台の略歴

明治05年(1872) 海軍水路寮海軍情報部が麻布台に観象台を設置

明治11年(1878) 東京大学理学部星学観象台が発足

明治21年(1888) 東京天文台が発足

明治42年(1909) 三鷹に土地を取得

大正12年(1923) 関東大震災で被害

大正13年(1924) 三鷹の現在地に移転

昭和63年(1988) 国立天文台が発足

昭和52年(1977) ハワイ観測所開設

平成11年(1999) すばる望遠鏡ファーストライト

平成14年(2002) チリにASTE望遠鏡設置

平成16年(2004) 現在の組織に改組

とても専門的なので、理解が薄いですが、もとは海軍さんの航路情報を収集するための施設だったらしいことがなんとなく伺えました。

確かに明治時代に天文学と言えば、そう言うことなのでしょう。

国立天文台の主な見どころ

  • 第一赤道儀室(国登録有形文化財)… ここで最古の建物、マニアックな望遠鏡設備が間近でみられる
  • 太陽系ウォーク… 第一赤道儀室前から伸びる道路沿いに設置、太陽系の位置関係が良くわかる
  • 大赤道儀室(国登録有形文化財)… 日本最大の屈折望遠鏡、建物もかっこいい 
  • 太陽塔望遠鏡(国登録有形文化財)… 塔全体が望遠鏡の筒の役割をしている珍しい建物
  • レプソルド子午儀室(国登録有形文化財)… 内部も見学できるが、建物の造形が大正時代の雰囲気を伝えていて秀逸
  • レプソルド子午儀(国指定重要文化財)… 国立天文台唯一の国指定重文、ガラス越しに見学可
  • ゴーチェ子午環室(国登録有形文化財)… 半円形のドームと台形の屋根が個性的な建物

アクセスと注意点

管理人は武蔵境駅から歩きましたが、ゆっくり歩いて一時間くらいかかります。皆さんにはバス便をおすすめします。周辺の駅からたくさん出ていますから、安心です。

それから、近くに深大寺神代植物公園調布飛行場などがありますから、一日かけてのハイキングはきっと楽しいでしょう。

国立天文台と言うと、ちょっと専門的でハードルが高いと思ってしまうかもしれませんが、いろいろな天文台、望遠鏡の造形美だとか、敷地内に残された貴重な武蔵野の原風景を楽しめれば、充実した一日になること請け合いです!(^^)!

土曜日や日曜日に行くと、タイミング良ければ、第一赤道儀室と大赤道儀室で職員さんや学生さんの説明が受けられるかもしれませんよ。

それでは、探検開始です。

いつものようにマイYouTubeをご覧ください。

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