西蓮寺大銀杏の黄葉と重要文化財を訪ねる

一人歩き探検旅

今日は、茨城県行方市にある天台宗西蓮寺を訪ねます。

管理人としては珍しく、歩きではなく自家用車での旅です。なにせちょっと最寄り駅から遠すぎるのと、バス便もないらしい”(-“”-)”

場所はと言うと、霞ケ浦の東側、茨城県行方市です。

この西蓮寺、実は三つの貴重なお宝があるのです。

  • 樹齢一千年以上の大銀杏
  • 仁王門(国指定重要文化財)
  • 相輪橖(国指定重要文化財)

もちろんこの時期ですから、お目当ては大銀杏の「黄葉」。そして、二つの重要文化財も観てみたい。

その前に、ひとつひとつ勉強してみましょう。

西蓮寺について

公式サイトから引用します。

西連寺は、天台宗尸羅度山曼殊院西蓮寺と号し、別名:常陸高野西連寺とも称されています。 西連寺は、桓武天皇(第50代天皇・在位:天応元年・781年~延暦25年・806年)の勅願により、延暦元年・782年に伝教大師最澄の徒最仙上人によって開創されました。 最仙上人は、常陸国関城(現在の茨城県筑西市)出身の高僧で、中国に渡り修行を重ね常陸の講師として帰郷、常陸国(現在の茨城県)で天台宗の布教に尽力しています。

西蓮寺について | 西蓮寺 (sairen-ji.com)

天台宗の古刹ですね。

大銀杏(イチョウ)について

こちらも公式サイトから引用します。

一号株

樹高約25メートル、幹囲約6メートルの樹齢千年以上のイチョウの大木であり、最仙上人の御手植えと伝えられています。
明治16年の火災により、幹が焼け細くなっておりますが、旺盛な雄株です。
根本に、子安観音が祀られています。

西蓮寺について | 西蓮寺 (sairen-ji.com)

この一号株、実はこの10月に落雷に遭って、幹の一部が焦げてしまいました。幸いに黄葉も始まり樹木に影響はなかったようです。

二号株

樹高約27メートル、幹囲約8メートルの樹齢千年以上のイチョウの大木であり、最仙上人の御手植えと伝えられています。
大正6年(1917年)の台風で幹の中途が折れました。
根本には、尸羅度稲荷が祀られています。

西蓮寺について | 西蓮寺 (sairen-ji.com)

関東最古と言われる大銀杏は二株あって、管理人が訪ねた11月25日は一号株が色づき最高。二号株はまだ緑が多く残っていました。黄色と緑のコントラストも良いものです(^_-)-☆

もしかすると12月初旬に行くと、黄葉の絨毯も楽しめるかも知れませんね。

仁王門について

天文12年(1543年)柱立
 室町時代後期のもので、その間斗塚(けんとつか)と蟇股(かえるまた)の形が特徴とされています。
昭和34年に、桟瓦葺を銅板葺に解体大修理を施しました。

西蓮寺について | 西蓮寺 (sairen-ji.com)

相輪橖(そうりんとう)について

弘安10年(1287年)建立
 中興慶弁阿闍梨が弘安の役の戦勝記念に建てたと伝えられています。
 高さ約31尺の木心に青銅製の筒をかぶせ、頭部は錫杖の形になっており、
相輪橖と称されるものは西蓮寺の他に、比叡山延暦寺、日光山輪王寺に存在します。

西蓮寺について | 西蓮寺 (sairen-ji.com)

メジャーな比叡山延暦寺、日光山輪王寺と並んで三大相輪橖と言われるものが、この茨城県に存在するとは驚きですね。

アクセス

茨城県行方市、霞ケ浦の東岸にあります。駅から遠いので車で行くのがベストです。路線バス便もないようです。駐車場があります。

拝観料、駐車料金ともに無料ですが、お参りしてお賽銭は奉納しましょう(^_-)-☆

住職が代替わりして、最近はいろいろなイベントを行っているようです。管理人が訪ねた土曜日は、静かな境内を楽しめましたが、この時期には開催日を決めて、多くのキッチンカーが出て大賑わいだそうです。

それでは、行くことが叶わない方に、迫力の黄葉をマイYouTube動画でご覧下さい。

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