牛島の藤は今日が見ごろの四分咲き

一人歩き探検旅

今日は埼玉県春日部市にある「牛島の藤(フジ)」にやってきました。

満開の桜が終わると全国各地で藤の花が見ごろを迎えてきます。日本の四季のうち、とりわけこの季節は管理人も大忙しです。

ところで、藤と言えば関東では亀戸天神社あしかがフラワーパークが有名ですが、この牛島の藤はそんじょそこらの藤とはわけが違い、国の特別天然記念物に指定されている超レア―な巨木なのです(^^♪

牛島のフジ(うしじまのフジ)は、埼玉県春日部市牛島にあるフジ(ノダフジ)の巨木。国の特別天然記念物に指定されている。フジ(ノダフジ)の栽培品種「ノダナガフジ」(別名:紫長藤)の原木であり、その総状花序の長さから栽培品種として「九尺藤」とも呼ばれている。

春日部市街地東方、利根川の旧流路の名残りである大落古利根川の左岸、標高約6メートルの中川低地に位置しており、現在は周囲を住宅地で囲まれている。牛島のフジは紫フジの巨木であり、園芸品種としては日本最大のもので、全体の根回り9.2メートル、総面積700平方メートルに及ぶ藤棚の枝張りは東西約34メートル、南北14メートルである。ヤマフジに似ているが、ヤマフジは上から見てつるが左巻きなのに対して、フジ(ノダフジ)は右巻きで無毛であるため区別できる。

毎年4月下旬から5月上旬にかけて開花し、花の最盛期には総状花序の長さが最長2メートルにも達し、多くの見学者でにぎわう。明治時代には総状花序の長さは約3m近くもあったという。樹齢は1,000年とも1,200年とも言われ、伝承によると弘法大師(空海)御手植えと伝えられている。当所は元真言宗寺院、連花院の境内であったが、1874年(明治7年)に廃寺となり、その後何度か所有者が変わったが、現在は所有する小島家による有限会社藤花園により管理公開されている。1928年(昭和3年)1月18日に国指定の天然記念物となり、1955年(昭和30年)8月22日には特別天然記念物に格上げされている。また、1989年(平成元年)には新日本名木百選に選定されている。2000年(平成12年)5月5日には、埼玉新聞社の「21世紀に残したい・埼玉ふるさと自慢100選」に選出された。

2017年現在、日本国の天然記念物に指定されたつる性植物は8件、そのうちフジ属は7件であるが、フジ属の特別天然記念物は牛島のフジのみである。

牛島のフジ – Wikipedia

文化庁のデータベースを検索すると、国指定の特別天然記念物は全国で75件しかありません。ちなみに関東地方では8件が登録されています。

フジ属の特別天然記念物が全国で牛島の藤一つだけ、だと言うことなんですね!(^^)!

園内でお話させていただいたボランティア「かすかべ案内人の会」の皆さんによると、樹齢1200余年の株(特別天然記念物指定)が一群のほか、同じく800年と600年の株とだるま藤の一群が園内に配置されているそうです。

情熱的にフジ愛を語っていただいた、かすかべ案内人の会の皆さん

案内人の会による手作りの園内マップはコチラ

さてさて、ノー書きはこのくらいにして旅のレポートに進みましょう。

今日(19日)は快晴ですが、朝から風速4~5mくらいの春の嵐の気配です。明日からの週末が見ごろのようですが、天候が下り坂なのと休日の混雑は避けたいと思い、ひと足早くやってきました。

藤花園さん(オーナー)のオフィシャルサイトによると、藤の見ごろは五分咲きから八分咲きがベストのようです。今日あたりは四分咲きくらいでしょうか???

下記のサイトで開花情報が詳しく紹介されています。

藤花園 ~牛島の藤~
牛島の藤は、特別天然記念物に指定された樹齢千二百余年の美しい藤棚です。毎年4~5月の開花時期のみ開園いたします。

アクセス

東武アーバンパークライン(東武野田線)の藤の牛島駅で下車します。一か所しかない出口を出て、線路づたいに少し歩いて踏切を渡ります。あとはまっすぐ徒歩10分です。

車でも行けます。近接地にパチンコ店との大きな共同駐車場(無料)がありますので安心。

入園料は1200円とちょっとお高いですが、藤の季節以外は閉鎖しているようなので止むを得ませんね。園内いっぱいに咲き誇る藤棚の花は値段を忘れさせて圧巻ですよー(^_-)-☆

園内に売店あり、ベンチなども多く設置されていますので、弁当持参でも楽しめそうです。

それでは、マイYouTube動画でご覧下さい。

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