善福寺の逆さイチョウは都内で最大なのだ

一人歩き探検旅

12月1日、関東のイチョウの国指定天然記念物、三ヵ所のうちの一つ、麻布十番にある善福寺のイチョウを観にやてきました。

少しグリーンが残っていましたが、これはこれで素晴らしい(^^♪

これで三つすべてコンプリートです。

  • 白旗山八幡宮(水戸八幡宮)のオハツキイチョウ~1929年指定 雌株
  • 葛飾八幡宮の千本イチョウ~1931年指定 雄株
  • 麻布善福寺の逆さイチョウ~1926年指定 雄株

イチョウの大木や並木道も数々あれど、この時期、せっかくなら国指定の天然記念物を観てみたい、と思うのは人情と言うものです(笑)

善福寺のイチョウについて

善福寺はもとは真言宗の寺院だったようですが、浄土真宗に改宗しています。開祖、親鸞が訪れ杖をついたところ、このイチョウが芽吹いたと言うことらしい。

江戸時代から江戸名所図会にも登場し、大正時代には国の天然記念物に指定されましたが、昭和20年の空襲で幹の大部分が焼けてしまったそうです。その後、樹勢を取り戻した。

ウイキペディアから引用します。

この木は親鸞の杖の故事から「逆さイチョウ」「御杖イチョウ」とも呼ばれ、霊木として名高い木であった。江戸時代後期に刊行された『江戸名所図会』には、善福寺山門左手、石垣上に樹勢盛んなこの木が描かれている。推定の樹齢は750年以上と伝わり、1926年(大正15年)10月10日に、史蹟名勝天然紀念物保存法(当時)に基づいて国の天然記念物に指定された。第2次世界大戦前の測定では、樹高数十メートルを測って樹勢も盛んであった。イチョウ雄株特有の大きな気根(乳)を垂らしていたため、かつては母乳の出の悪い婦人が参詣してこの乳を削って飲む風習があり、効果が高かったと伝わる。

1945年(昭和20年)5月25日、アメリカ軍の空襲によって善福寺一帯も被害を受け、本堂は全焼した。この木も類焼して幹の上部を失い、それでもイチョウ特有の耐火性を示して、枯死することなく根元付近から蘇生した。行き届いた保護の手と十分な空間に恵まれたため、やがて樹勢を取り戻して1メートル以上ある気根を垂らすようになり、秋には多くの葉を黄葉させるまでになった。2009年に発行された『神様の木に会いに行く 神秘の巨樹・巨木・ご神木の聖地巡礼』(高橋弘著)によれば、樹高は20メートル、幹周は10.77メートルを測っている。この木は、東京都内で最大級のイチョウの巨木である。

善福寺のイチョウ – Wikipedia

江戸にイチョウの樹や並木が多いのは、イチョウの樹木に耐火性があると言われています。真意のほどはわかりませんが、空襲は特別にしても、落雷や延焼に耐えて生き延びている多くのイチョウをみると、わかるような気がしますね!(^^)!

アクセス

東京は麻布十番の繁華街の中に、忽然と現れます。もっとも、周囲があとで賑やかになっただけですが(笑)

セレブや有名人が多く入居するフォレストタワーが、後ろにドーンと存在しているので迷うことはありませんが、善福寺さんにはちょっと気の毒ですね。

それでは、マイYouTube動画でご覧下さい。

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